大会長挨拶
第36回日本磁気共鳴医学会大会
大会長 田中邦雄
旭川医科大学実験実習機器センター

第36回日本磁気共鳴医学会大会を、2008年9月11日から13日まで旭川市民文化会館で開催いたします。1992年に第20回の本大会が北海道大学の宮坂和男先生により札幌市で開催されて以来、16年振りの北海道での開催となります。磁気共鳴医学が誕生して30有余年、この間絶え間のない目覚しい発展を続け、ノーベル医学・生理学賞受賞者が輩出されるなど広範な医学の各分野における画像診断法として確固たる地位が築かれました。これは基礎・臨床医学、理・工学などの広範囲な分野の総力の成果だと思います。このように様々な分野の会員が集う大会を機に、時には立ち止まって基礎を振り返り、磁気共鳴医学のさらなる飛躍につながる大会になることを念じて、「さらなる飛躍に向かって」というテーマを掲げました。

本大会では、第34回大会から続けられている国際交流の一環として、日本と韓国合同シンポジウムを企画しております。また、例年通り一般演題(口演、ポスター発表)、特別講演、話題を集めている幾つかのテーマのパネル討論、ランチョンセミナー、イブニングセミナーなどに加え、教育委員会による教育プログラムに基づく継続的な教育講演などを予定しております。

今、旭山動物園が全国的な人気を集め大変な活況を呈しておりますが、初秋の旭川で開催される本大会もそれ以上に盛り上がり、今後の磁気共鳴医学のいっそうの飛躍につながるよう多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

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